毎月第3日曜日は月一特別体験の日。8月は5月に引き続きミニはたおり-腰機(原始機)の体験-を行いました。
むきばんだオリジナルのミニはたおり用具を使って、コースターづくりに挑戦。
この用具は、以前弥生のはたおり講座にお招きした先生から教えていただいた裏技(!)などを駆使し、
どなたでも使いやすいよう、スタッフが試行錯誤しながら作り上げたもの。
“織り”の基本を学びながら、へーこれで織れるんだ…考えた人スゴイ…..そんな技あり♪な体験を楽しんでもらいました。
まずは、たて糸をとるところから。
同じ張り具合を目指すのですが、これが実はなかなか難しいのです。
たて糸がとれたら、綜絖(そうこう)、開口具をセットします。
綜絖(そうこう)をとっているところです。間違えないように慎重に。
準備ができたらいよいよ織りの開始です。
完成!!
手順通りに開口具や、綜絖(そうこう)を動かせば、たて糸が規則的に上下し、織物が出来上がっていきます。
複雑ではないけれど、簡単でもない。
作りはシンプルだけれど、きちんとシステマチック。
簾(すだれ)や巻きすなどの作り方、“編み”から綜絖(そうこう)を使った“織り”へ。
弥生時代、その技術を進歩させていった古の人々の技に触れていただいた体験でした。
※腰機(原始機)は、ガイダンス施設「弥生の館むきばんだ」の常設コーナーで体験できます。
へーこれで織れるんだ!を体験してみたい方は、お気軽にスタッフにお声がけくださいね。