妻木晩田遺跡では、史跡公園の公開・活用の一環として、
いくつものサポーター団体やサークルが熱心に活動されています。
そんな「むきばんだの仲間たち」を紹介します。
弥生土器の製作体験をとおして、先人の知恵を学び弥生時代を体感する。
2004年(平成16年)~
7名
入会を希望される方は、いつでも公園の受付窓口までお問い合わせください。未経験の方でも歓迎です。
祭りでは竪穴住居内で土器作り体験の指導をします。
土器作り講座で作った作品を野焼きで焼き上げます。
妻木晩田遺跡のある妻木山・晩田山は、自然豊かな山であり、地域の皆さんの里山として利用されてきました。四季折々に変化する妻木晩田の自然の魅力をみんなで歩いてみつけてまわり、それを情報として発信することを目的としています。
2005年(平成17年)~
35名
毎月第1週の土曜日9時30分~12時まで植物観察をしながら楽しく散策します。
入会料(初年度のみ)2,000円、「花だより」等の資料代として月300円で、誰でも入会できます。
鳥取県自然観察指導員の鷲見寛幸先生の指導の下、毎月1回2時間程度、遺跡周辺の植物の観察及び写真撮影を行い、毎月の観察結果を「花だより」として会員に配布するとともに、むきばんだ史跡公園内の施設に掲示しています。
主な活動内要は以下のとおりです。
「むきばんだ花だより」はこちらからご覧ください!
これまで約250種の植物の観察と写真撮影をしています。年間を通して植物の変化をたどれるように、月毎の写真を揃える事を目標としています。
洞ノ原地区及び妻木新山地区の弥生の森を中心に、樹木の名札を約100本程度取り付け、随時名札の追加・修理等を行っています。
樹木の名札づくりの様子
春の新緑祭り、秋の秋麗祭りでは、弥生の森散策ツアーのガイドとして、また妻木晩田の植物を使用した草木染め体験に協力しています。
弥生の森散策ツアーガイドの様子
自然と仲良く、妻木晩田弥生人の暮らしの知恵を継ぐ、仲間づくりカゴづくり
2009年(平成21年)5月
9名
2008年度の「むきばんだカゴづくり講座」(講師:谷川栄子氏)を受講した仲間たちで自主的にカゴづくりサークルを結成しました。
カゴを編むことはもちろん、自然のツルを採ることも初めての私たちでしたので、まずカゴを編む材料となるツルの種類を実際に観察することから始めましたが、ほとんどの種類のツルがこのむきばんだ史跡公園にありましたので、ツル植物のマップの作成をしました。どうぞ皆さん、ツル植物マップをお手に取り参考になさってください。
私たちは、実用性のある物をめざして、決して奇ををてらうものではないよう心がけて、しかし気軽に楽しくカゴづくりをしています。
むきばんだのまつりでは、弥生のムラの竪穴住居の中でカゴづくりをしていますので遊びにいらしてください!
一緒にカゴづくりをしましょう!
鳥取県内の遺跡では弥生時代のカゴが出土しています。
自然のツルで編んだカゴには誰もが心惹かれます。それはきっと弥生時代から現代までつながって今ここに私たちが生きているという証かもしれませんね。
月1回の例会には個人が近所の里山などから採集してきたツルを持ち寄り楽しくおしゃべりしながらカゴづくりをします。みんな最初は初めての人ばかり、お気軽に仲間になってください!希望の方は公園受付窓口まで。
竪穴住居の中でカゴづくりを教える様子